外装についた傷

外装についた傷は度合いによって査定額が変わります。例えば、目視するのが難しい傷や一見すると汚れのように見える傷は、軽度の傷として減額の対象です。目で見てすぐにわかる傷や手垢などの汚れが残っている場合は、さらに減額の度合いが大きくなります。こまめに掃除をしたり、ケースに入れたりすることで、ある程度の傷や汚れを防げます。なるべく傷や汚れがつかないよう、取り扱いを工夫することも大切なポイントです。

キーボードの汚れや傷

キーボードに汚れや傷がついている場合も査定額が下がる要因になります。摩耗によってキーボードの表面に生じたテカリ、物にぶつけたときの凹み、使用感が残る汚れなどが減額の対象です。また、接触不良が見られると交換・修理費用がかかるため、査定額が大幅に下がることになります。MacBookを落としたときにキーボードが破損することも多いので、移動時の取り扱いには注意しましょう。

バッテリーの容量

バッテリーは最大まで充電したときの容量を調べて査定額を決めます。例えば、最大まで充電したときのバッテリー容量が8割以下の場合、8,000円ほど減額されることが多いです。「充電したばかりなのにもう電池が減っている」と感じるときは、いつの間にかバッテリーが劣化し、充電できる容量が減っている可能性が考えられます。充電を行いながらMacBookを使用している、過充電状態になっている、太陽光が直接当たるところに放置しているなど、バッテリーに負担をかける使い方は劣化の原因になるため、気をつけるようにしましょう。

液晶画面の状態

液晶画面に不具合があるときは大幅に減額される可能性が高まります。特に多いのが、画面上に白いもやのようなものが現れる現象です。MacBookの画面に大きな衝撃が加わると液晶漏れが起き、白いもやとなって現れます。白いもやが広がるほど減額の幅も広がるため、なるべく衝撃を与えないように扱うことが重要です。

アクセサリー類の有無

純正のアクセサリーが不足している場合、査定額が下がる可能性が高いです。例えば、USBケーブルやACアダプターがないと10,000円程度の減額になることもあるため、紛失には気をつけましょう。なお、購入時の外箱に関しては残っていなくても査定への影響はほとんどありません。アクセサリー類が揃っていれば減額の対象にはならないので、外箱がなくても心配する必要はないでしょう。

上記のように様々な要素が査定に影響を与えます。質入れを依頼する前にMacBookの状態を確認し、すぐに対処できるならあらかじめ状態を整えておくと安心です。