保管方法とは

管楽器に関わらず、楽器を保管する際は直射日光を避けることが大切です。日光の当たる場所に置くと、変色や劣化の原因となります。また、多湿な場所も避ける必要があります。
できるだけ高温多湿になる場所は避け、ケースの劣化を防ぐためにも、ケースごと日光の当たらない場所に保管することが大切です。しかし、そのまま仕舞い込むことも危険です。

長期間ケースの中で放置された楽器は、カビの温床となります。管楽器にカビが発生すると、音色や状態に悪影響を与えるため、定期的に開封してカビなどの手入れを行わなければなりません。空気の入れ変えを行い、定期的に風通しをしながら保管してください。

どこに保管すべきか

楽器は、高温すぎる場所に置くと変形の可能性もあるほど繊細です。特に木管楽器などは、木でできている箇所が多いため、高温の場所に長期間放置すると木管部分が割れたり、変色したり悪影響を及ぼします。

劣化の進んだ管楽器は、査定をしてもらっても高い値段をつけてもらうことはできません。より高額で査定してもらいたい場合は、高温になりすぎない場所を探して丁寧に保管する必要があります。

定期的なお手入れも大切

管楽器は、保管しておくだけではよい状態を維持することができません。併せて、定期的なお手入れをしてあげる必要があります。「お手入れって、業者に依頼しなければならないの？」と思う方もいるかもしれません。

管楽器は、自身できれいに掃除できます。専用の掃除用アイテムさえ購入すれば、誰でも手軽にきれいに整えることが可能です。使っていない楽器でも、最低月に1度はケースから出し、細かい部分を丁寧に掃除してください。

査定では、新品に近いきれいな商品であればあるほど、高値での取引が期待できます。手持ちの楽器を質入れしたい場合は、大切に保管することと併せて、定期的なメンテナンスを行いましょう。

東京で管楽器の質預かりを検討した場合は、ぜひ一度かづさや質店までご相談ください。管楽器をはじめ、電子機器製品や貴金属など様々な商品の質預かりを行っております。