実績が豊富

iPhoneの買取を依頼するお店を選ぶ際には、実績に注目しましょう。実績があるお店は、様々な査定を行ってきた経験が豊富なので、適正な買取価格を提示してくれます。買取実績は、お店のホームページや店頭で公開されていることが多いので、ぜひ買取を依頼する前にチェックしてみましょう。

商品の知識と取り扱い数が豊富

規模の大きな質屋や買取業者に多いのが、お店では査定を行わず、本部で査定を行っているケースです。

お店で査定を行わないと、お店の査定士の知識と経験が不足してしまい、正確な価値を見抜けなくなり、正しい査定額を提示することができなくなってしまいます。

また、買取を依頼するアイテムの中には、専門性が高いものもあるので、商品の知識だけではなく、商品の取り扱い数が多いお店に、買取を依頼することをおすすめします。

相場を把握している

iPhoneだけではなく、中古住宅や中古車など、ほとんどの中古品には相場があります。

質屋や買取業者で取り扱う中古品は、種類や数が多いため、自社だけでさばくことはできません。

そのため、業者同士でオークションなどを通して取引を行っており、業者間取引で中古品の価値が決められるのです。

また、中古品の売買は国内だけに留まらず、海外にも広がっています。世界中で中古品が売買されるようになったことで、相場も常に変動するようになりました。正しい査定額を提示するためには、相場を把握していることが重要となります。

販売ルートが多い

質屋や買取業者が買取した中古品は、自社店舗やインターネット、業者間取引や委託販売など、様々なルートで販売されます。

販売ルートによって、それぞれメリットとデメリットがあるため、買取した中古品を高く売るためには、商品によって販売ルートを変える必要があります。

販売ルートが多いお店であれば、買取した中古品が最も高額となるルートで売ることができるので、iPhoneなど中古品の査定額も、高くなる可能性があります。

査定額以上のお金の借り入れはできない

質屋では、査定額以上の借り入れはできません。

例えば、iPhoneの査定額が5万円の場合は、5万円までしか借りることができないため、それ以上の金額を借りたい場合には、他にも価値のあるものを預ける必要があります。

利息が高い

「質利」や「質料」とも呼ばれる質屋に支払う利息は、カードローンや消費者金融の利息よりも高いことが特徴です。

これは、質屋が3カ月といった短い期間での完済を前提にお金を貸しているからです。

利息が月利で表記されている

カードローンや消費者金融などでは、基本的に利息は年利で表記されますが、質屋では月利で表記しています。

そのため、質屋の方が利息は安いように感じられますが、年利にするとかなり高額な利息となるので、注意が必要です。

月利の数え方には2種類ある

月利の数え方には、満月計算と歴月計算があります。

満月計算では、実際に借りた月数で利息を計算しますが、歴月計算では、借りた期間の月数で利息を計算します。

例えば、1月15日にお金を借りて、翌月の2月15日に返済した場合、満月計算では利息は1ヶ月分になりますが、歴月計算では1月末が1カ月目、2月1日から2月末までが2カ月目と計算するので、2ヶ月分の利息を支払う必要があります。

満月計算と歴月計算のどちらを基準にしているかは、お店によって異なるので、お金を借りる前に必ず確認しましょう。

返済期限の連絡がない

質屋の返済期限は、質預かりから3カ月となっていますが、返済期限を迎えたからといって、質屋から連絡することはありません。これは、質屋が「質流れ」となった担保を売却することで、利益を得られるからです。うっかり質流れにならないためにも、お金を借りた際に渡される「質札」を、しっかりと管理しましょう。